これは児童書に分類されているのですが、なんか、良いです。
昨日読んでいて、この気持ちわかるなぁ・・・と思わず呟いてしまった文章。
『カレンダー』 ひこ・田中 著
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文字暁子の日記
心(しん)さん、私は今、小浜に来ています。一昨日までの長い梅雨も明けて(例年なら、祇園さんの巡行までに明けますのに、今年は夏休みに入ってやっと)、今日は快晴。久しぶりにかいだ潮の香りは、とても心地よい。
心さん、まだ中学生になったばかりの孫を家に一人で置いて、旅するのは、間違っていますか? ましてや、孫が女である場合は。
もしそうだと言われるのでしたら、ごめんなさい。祖母の私は勝手して、一人旅を決めましたけど、心さんはこう思っているのかもしれないですね。『私の大事な娘を一人にして、いいかげんなおばあちゃんだ。これだから安心して眠ることはできない』と。
けれど心さん。今回の旅は、一泊とはいえ、私にとっては生まれて初めての、本当に本当の一人旅なのです。
いつもいつも、だれかが一緒でした。子どもの時は両親と、嫁いでからは夫や自分の子どもと。そして、夫も子どももいなくなってからは、孫娘と二人で。それもわずか数えるほどしかありませんが。
心さん、翼を一人にして旅をすることに対して、別れた夫を除けば、翼の唯一の保護者である私の中で、後ろめたさのようなものがなかったと言えば嘘になります。これまで、ほんの赤ん坊の時以来ずっと、あなたに託された翼ですから。しかし、私は自分が翼の保護者であることと同時に、一人の文字暁子でもありたいのです。
この世に生を受けて以来、これまでの私は、だれかの娘であり、だれかの妻であり、だれかの母であり、そしてだれかの祖母でした。妻と祖母の間に、ほんのわずかの時間でしたが、心さん、あなたの姑でもありましたね。
心さん、私はそれだけの自分、いつもだれかの何かかである自分にいささか疲れたのです。いい歳をして何を今さら青臭いことを考えるのだと、笑われるのかもしれませんが、しかし、むしろ笑うべきは、いい歳になる今まで、だれかの何かである以外の自分を持てなかった私のふがいなさの方だと思います。
違いますか? 心さん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく
そう思って、または漠然とそんな不安や不満を抱えて人生をやり過ごして来た人は 沢山いるのだな。私もその一人だ。そう思いながら、読みました。
京都が舞台の小説なので、新京極や高島屋や 藤井大丸の「お子様ランチ」、リプトン、なんかが出てきて 京都に詳しい人は 別な意味で楽しめます。
まだ、途中やから、感想は またにします。
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2月3日の午前中に 実家の兄が母を送ってきました。これからしばらく我が家で暮らします。介護認定も『要介護 2』でした。 ケアマネと面談して、ケアプランの作成をしてもらう様に託かりました。こちらにいる間に デイとショートのサービスを受けてみようと思います。実家と私の住まいの両方に施設がある所に頼んで欲しいと言うことなので、そこになると思います。きょうの午後 ケアマネさんから連絡があります。
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